XPとVistaのデュアルブート
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PCの技術メモ, Windowsの技術メモ デュアルブート
時代は仮想化だし、いまさらデュアルブートとかすることは無いと思っていましたが、デュアルブートせざるを得なくなりました。
背景
- 現在、ホストOS:Windows Vista。VMゲストOS:Windows XP の環境。
- 昔購入したフォトショップ(もちろん正規品)がVistaに未対応
- VMのXPではレガシーなグラボがエミュレーションされるため、今搭載しているグラボ(GeForce8600GT)が活かせずもったいない。
ということでVM上のXPでフォトショップを動かすことを諦め、VistaとXPのデュアルブート環境を構築することに…。
準備
バックアップをとる。(というか外付けHDDにデータの一時退避)
- メール
- お気に入り
- 各種アプリケーションの設定ファイル
- マイドキュメンツの中身
- デスクトップ上のファイル
引き継ぎたいデータって意外と少ないかも…
ドライブ構成
Cドライブ…XP…25G
Dドライブ…Vista…70G
Eドライブ…データ領域…残り全部G
こんな感じの予定。
注意事項2つ
- XP→Vistaの順でインストールしないとダメ
- XPを入れたパーティションより後のパーティションに、Vistaを入れないとダメ
XPを入れたパーティションより前のパーティションにVistaを入れると、XPが起動できなくなる。
既存OSのパーティションより前のパーティションにVistaを入れると、Vistaのセットアッププログラムが既存OSを見つけられないっていうのが原因らしい。
Windows XPのインストール
- XPのCD入れてブート。
- インストーラー走る。
- HDDの領域消す。
- XP用の領域作る。(25G*1024=25,600M)
- クイックフォーマットNTFSでインストール開始。
- インストール完了。
- XPの起動確認。OK。
- ドライバその他もろもろのインストールは後回し。
Windows Vistaのインストール
VistaのDVD入れてブート
- インストーラー走る。
- 先ほどのXPの領域を消さずにVista用の領域を作る。(70G*1024=71,680M)
- 今作ったVista用の領域を指定してインストール開始。
- インストール完了。
- デュアルブート確認。(Windowsブートマネージャで開始するOSを選べることを確認)
Microsoft Windows Vista
以前のバージョンの Windows - どちらからでも起動できることを確認。
後処理
XPとVista両方でやらないといけないから面倒…だが仕方ない。
- インテル® チップセット・ソフトウェア・インストール・ユーティリティー 入れる。
- ドライバ入れる。
- 最低限のアプリ入れる
ウイルス対策ソフト、圧縮解凍ソフト、などなど。 - 最初に取っておいたバックアップ戻す。
メール
お気に入り
各種アプリケーションの設定ファイル
マイドキュメンツの中身
デスクトップ上のファイル - OS上で、
【起動と回復】 ダイアログの、
□オペレーティングシステムの一覧を表示する時間
を10秒に設定しておくといいと思う。
起動のたびに毎回30秒待つのはバカらしい。
まあ選んでEnter押せばいいんだけど。。 - ドライブの名前つけておく
XP(C:) Vista(D:)とかつけといた方が分かりやすい。
デュアルブートにしてから分かったこと
- XP上ではXPが入ってるドライブCドライブ、Vistaが入ってる方がDドライブとして認識される。
- Vista上ではVistaが入ってるドライブがCドライブ、XPが入ってるドライブがDドライブとして認識される。
ということで、ドライブの名前を XP(C:) Vista(D:)とかつけといた方が分かりやすい
以上
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