出張先のホテルで大活躍する超小型Wi-FiルータWRH-300WH-Sを買ってみた

2014年12月27日

出張先にスマホやタブレットを持って行った時、無線LAN環境が無いと正直辛いです。
多少の通信でしたらスマホのテザリングで何とかなるかもしれませんが、動画を見たりすることを考えると、無線LAN環境が欲しいです。
そしてそんな時に限って、ホテルに有線LANしか無かったり、無線の電波が弱かったりと、困ることが多々あります。

そんな時にとても役立つ、有線LANを無線LANにしてしまう超小型Wi-FiルータWRH-300WH-Sを買いましたのでご紹介。

できること

  • 場所を取らず、有線LANを無線LANにできる。
  • 有線LANと同時に無線LANも使用できる。
  • 設定でAPモードとルータモードを切り替えられる。
  • 無線端末間のアクセスを防ぐセパレータ機能がある。

付属品一覧


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付属品はこの写真のモノで全部。
本体に電気を供給するためのmicroUSBケーブルは付属している。※実際に使用するときにはPCのUSBから電源を取るか、USB充電器から取る必要があるので注意。
LANケーブルは付属していない。
日本語マニュアル2冊と外国語マニュアル1冊、初期パスワードや簡単設定のためのQRコードの書いたシールが付属。
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エネループ(比較用)とサイズ比較。かなり小さい。
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LANケーブル(付属していません)を繋ぐとこんな感じ。
左はPCを繋ぐ(有線LANも使いたい場合&初期設定時)。右側はホテルLAN(Internet)を繋ぐ。
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厚みもあまりない。薄い。(上の丸いのが比較用のエネループ)
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LANのコネクタのアップ。
左はPCを繋ぐ(有線LANも使いたい場合&初期設定時)。右側はホテルLAN(Internet)を繋ぐ。
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電源を取るためのmicroUSB端子。
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 設定画面

ホテル側(Internet側)のLANケーブルは繋がず、PC側だけ接続した状態で、PCのIPアドレスを192.168.2.1/24に設定して、http://192.168.2.251に接続。admin/adminでログイン。
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よくわからないけれどセキュリティを担保したいという人はルータモードにしておいたほうが良いでしょう。
理解している人は理解したうえで設定しましょう。
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個人的なおすすめはSSDステルス機能を有効ですが、接続する端末側で設定が面倒という人は、ステルス無効で。
チャンネル幅20MHzだとMAX150Mbpsで、40MHzだとMAX300Mbpsです。
でも有線LAN部分がMAX100Mbpsなので、はっきり言ってどっちでも良いです。
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マルチSSIDに対応しています。必要でしたら設定しましょう。
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接続する端末間でファイルを共有したいとかいう要望がない限り、プライバシーセパレータは有効の方が良いでしょう。
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おすすめはWPA-Mixed。設定できる中では強固なセキュリティです。
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制限したければ設定しましょう。
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WPA-Mixedにしたことにより、WPSは使えません。
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本体のIPアドレスです。変えたければどうぞ。
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なんと、ルータモードにすることで設定画面が変わります。
とはいえ、IPアドレス設定なので、お好きにどうぞ。デフォルトで良いです。
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ルータモードでのWAN側設定です。デフォルトで良いです。
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ステータスが見れます。
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ファームウェアが更新できます。
※本投稿の最後にファームウェアのURLを書いています。
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設定のバックアップとリストアができます。
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パスワードは変えておきましょう。
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最新ファームウェア

http://www.elecom.co.jp/support/download/network/wireless_lan/hotel/wrh-300/

同時に買っておくもの

本体 と USB充電器(持ってない場合) と ツメの折れないLANケーブル(持ってない場合)