Sony Walkman A846を買ってみた。

2011年10月22日

ものすごく今更ですが、数年前にWaklmanのA846に買い換えました。
何故買い換えたかというと、長年使っていた iAudioM3L を(はんだ付けミスって)壊してしまったからです。

32GBモデルのホワイトです。
そして時は過ぎ、既にA856やA866という最新のウォークマンAシリーズが発売されました。

A856　　　　　　　　　　　　　　　A866

私の買ったA856は見た目もA866と変わりません。
というか、A866超安くなってるじゃないですか…私がA856買ったときは23000円したのですが…。
A866も安いし、A866に買い換えようかと思うレベル…。
ということで、数年使ってみた使用感をば掲載したいと思います。
音質：良い
重さ：軽い
大きさ：小さい
薄さ：薄い
バッテリーの持ち：通勤片道40分の往復で一週間に1回充電するレベル
(バッテリーの持ちはファイル形式にも関係するので書いておきますが、私はWAVしか聴きません)
付属のイヤホンの音質：市場価格4000円ぐらいのイヤホンと同等レベルの音質と感じた
(付属のイヤホンでデジタルノイズキャンセリングができるので結構イイ)
バッテリーについては、画面に表示されるバッテリー(4段階)の1段階目が減るのが早すぎｗ
しかし最後の1段階がすごく長持ちなので気にしなくて良い。
バッテリーの持ちについては、聴く音楽のファイル形式やイコライザの使用有無、ノイズキャンセルの使用有無などによって、かなり変わります。
たとえば、WAVファイル再生とMP3再生だと、WAV再生の方がバッテリー長持ち。(MP3は再生時にデコード処理が必要なので電池食う)
MP3再生とATRAC Advanced Lossless再生だと、MP3再生の方がバッテリー長持ち。(ATRAC Advanced Losslessの方がMP3よりもデコード処理に電池食う)
音質については、WAVもATRAC Advanced Losslessも同じロスレス音源ですが、WAVの方が音質が良いように感じた。
(ATRAC Advanced Losslessのデコード時のプレーヤーへの負荷の影響？？)
ノイズキャンセルについては、電車の中や飛行機の中で大きく力を発揮します。
“ゴー“っていう音が、"シュオー“っていう静かな音になる感じ。
特に、サイレントモードという、音楽再生無しでノイズキャンセルだけONにするモードがあるんですが、この使い勝手がイイ。
私の場合、特に以下のようなときに効果を発揮！
１．新幹線の中で寝るとき
２．データセンター内で仕事するとき
仕事柄、始発の新幹線で出張することが多いのですが、当然眠いので、新幹線の中で寝るわけですよ。
その時に、サイレントモードを利用すると、ゴーっていう音が静かになるので、熟睡できます。
また、(一般の人はデータセンターで仕事しないですが)データセンター内は巨大な空調がたくさんあるので、常にゴーっていう音がしています。
そこでサイレントモードを利用すると、静かに仕事ができます。
(他の人に見られたら、音楽聴いてると思われるので注意！！とはいえ、データセンター内は作業員ぐらいしかいないので"今のところ"大丈夫)
で、今回WALKMAN A846を選んだ理由は、iPodよりも音が良かったからなのですが、
音が良い(音の解像度が高い、クリアな音がする)理由は、フルデジタルアンプ「S-Master」のようです。
家電量販店で聴き比べたらわかりますが、全然音が違います。
iPodは音がこもっている感じなのに比べて、このWALKMANはかなりクリアな音でした。
DAP(デジタルオーディオプレーヤーで音楽を聴くときは、簡単に書くと以下のような処理を行っています。
・WAVやMP3などのデジタル音源をアナログ変換(DAC:デジタル/アナログコンバータ)
・アンプで音を増幅
・ヘッドホンやイヤホンで音を聞く
なので、アンプの質が悪いと、増幅するときに音が悪くなります。
そしてアンプは結構電気を食います。
なので、ポータブルのオーディオプレーヤーはバッテリーを長持ちさせるためにアンプの質が悪かったりします。
でもSonyは頑張ってS-Masterというフルデジタルアンプの機構？を開発することで改善しました。
という感じで音が良いようです。
長々と書いてしまいましたが、音が良いのは間違いないので、小さくて音楽再生に特化しているプレーヤーが欲しい方にはお勧めです！
(「とりあえず音楽が聴けたらいい」という人にはお勧めしないです。もっと安いプレーヤーでいいと思います)
ちなみに私はA846にHD-25や10proを直繋ぎで聴いています。