Windowsの標準機能でVPN Serverを構築する方法
構築というと大げさですが、Windows7やWindows8、8.1の標準機能でpptp の VPN Serverが構築できます。
セキュリティのことを考慮すると、L2TP/IPsecとかが理想ですが、取り急ぎVPNを構築する必要がある場合には、Windowsの標準機能で構築するのが簡単です。
(Client側については次の記事で書きます)
構築手順
1)コントロールパネルから、ネットワークとインターネット>ネットワークと共有センター>アダプタの設定の変更 を開く。(要は、この画面まで移動する)
2)Alt を押して、ファイル>新しい着信接続 をクリック。
3)VPN接続を許可するユーザを選択して「次へ」をクリック。(事前にユーザを作っておいても、この画面で作ってもOK)
4)「インターネット経由」にチェックが入っていることを確認して、「次へ」。
5)「インターネットプロトコル バージョン4」にチェックが入っていることを確認して、「アクセス許可」をクリック。(VPN接続時にクライアントが使うIPアドレスとかについてきちんと設定したい場合は、プロパティをクリックして設定する)
6)指定したユーザーがこのコンピューターに接続できるようになりました ということで、構築完了。「閉じる」をクリック。
7)「着信接続」というものができていることを確認する。(「接続しているクライアントはありません」と表示されている間は、誰も繋いできていない。繋いでくると、接続中の人数が表示される)
以上でpptpのVPNサーバ構築は完了です。簡単ですね。
以上
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