Windowsの標準機能でVPN Client接続する方法

2014年11月18日

先日、サーバ側についてはWindowsの標準機能でVPN Serverを構築する方法という記事で書きましたが、今回はクライアント側についての記事です。

 

Windows7、Windows8,8.1などのWindowsには標準でVPN Clientの機能が実装されています。

使用できるプロトコル

  • PPTP
  • L2TP/IPsec
  • SSTP
  • IKEv2

設定手順

1)コントロールパネルなどから、「ネットワークと共有センター」を開きます。画面中央少し下の「ネットワーク設定の変更」欄の「新しい接続またはネットワークのセットアップ」をクリック。

pptp-client01

 2)「職場に接続します」を選択し、「次へ」をクリック。

pptp-client02

 3)「インターネット接続(VPN)を使用します」を選択。

pptp-client03

 4)「インターネットアドレス」欄に接続先の IPアドレス や ホスト名 を入力、「接続先の名前」欄は好きな名前(会社のVPNだったら会社VPNとか)を入力して「作成」をクリック。

pptp-client04

 5)先ほど入力した好きな名前のVPN接続ができていることを確認。

pptp-client05

 6)接続プロトコルなどを設定するために、右クリック>プロパティ。

pptp-client06

 7)「セキュリティ」タブの「VPNの種類」欄で接続プロトコルを選択。他の設定煮については、サーバ側担当者に指示された設定をどうぞ。(Windowsの標準機能でVPN Serverを構築する方法という記事のとおりにサーバ側を設定している場合は、PPTPを選択)

pptp-client07

 8)接続するときは、右クリックして、「接続/切断」をクリック。

pptp-client06

 9)Windows8, 8.1だとこんな画面になるので、「接続」をクリック。あとはWindows7も、Windows8, 8.1も、ユーザ名とパスワードを入力して接続するだけ。

pptp-client08

以上

ヤマハ ギガアクセスVPNルーター RTX1210