WindowsOS側でUSBメモリを使用禁止にする方法
公開日:
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最終更新日:2019/11/05
Windowsの技術メモ グループポリシー
BIOSでUSBポートを無効化すればUSBメモリは使えませんが、
USBポートを無効にすれば、USBマウスもUSBキーボードも使えなくなります。
それでは困る…ということで、WindowsOS側でユーザに対してUSBメモリを使用禁止にする方法を紹介。
やりかたを簡単に説明すると、USBメモリのドライバがインストールできないようにして、USBメモリを使用できないようにするって訳。
今回は以下の2パターンについて解説。
その1.USBメモリを一度も使用したことがないマシンで、USBメモリの読み書きを禁止する場合
その2.過去に一度でもUSBメモリを使用したことがあるマシンで、USBメモリの読み書きを禁止する場合
具体的な設定方法は以下のとおり。
その1.USBメモリを一度も使用したことがないマシンで、USBメモリの読み書きを禁止する場合
1.「%SystemRoot%\inf\」に移動
(通常は C:\Windows\inf\ )
2.「UsbStor.inf」「UsbStor.pnf」の2ファイルに対して「プロパティ>セキュリティ」から、拒否したいユーザと「SYSTEM」のアクセス権を全て「拒否」に設定
(全ユーザに対して拒否したければ、「Everyone」と「SYSTEM」のアクセス権を全拒否にする)
3.念のためにOSを再起動
その1は以上。
その2.過去に一度でもUSBメモリを使用したことがあるマシンで、USBメモリの読み書きを禁止する場合
この場合は、レジストリの「HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM \CurrentControlSet\Services\USBSTOR」キーが存在する為、「その1」とあわせて以下の手順も実行する必要がある。
1.regedit.exeを起動
2.「HKEY_LOCAL_MACHINEのSYSTEM\CurrentControlSet\Services\USBSTOR」に移動
3.「Start」の値を「4」に変更(デフォルトは3)
4.念のためにOSを再起動
その2は以上。
作業後、USBメモリを挿すと「新しいハードウェアの検出ウィザード」が起動するようになる。
しかし、何をどうやっても、上記手順でドライバ情報ファイルへのアクセスが出来なくなっているため、ドライバが入らず、USBメモリが使えない。
以上。
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