WindowsXPのカーネルメモリを物理メモリに展開して高速化

2009年7月5日

もうすぐWindows7が出るけれども、まだまだWindowsXPで頑張りたい人向けのメモです。
WindowsXPのカーネルメモリを物理メモリに展開して高速化する方法です。
メモリ256MBしか積んでないよ~とか言う人は諦めてください。
512MB以上積んでる人向けです。
★解説★
Windows XPの「カーネルメモリ」は、「ページプール」、「非ページプール」という2つの領域に分かれてます。
「ページプール」はHDD上に、「非ページプール」は物理メモリ上にあります。
当然ながら、HDDよりも物理メモリ(RAM)の方が速度は速いわけです。
ということで、全部物理メモリに置けば速くなるじゃない!!というわけですよ。
さて、具体的な設定方法は以下のとおり。


・「ファイル名を指定して実行」から、「regedit」と入力して、レジストリエディタを起動。
・下記のとおり移動。
HKEY_LOCAL_MACHINE>SYSTEM>CurrentControlSet>Control>Session Manager>Memory Management
・「DisablePagingExecutive」をダブルクリック。
・「値のデータ」に「1」を入力。
・OSを再起動。
これでカーネル部分が全部物理メモリ上に展開されて、システムのパフォーマンスがUPします。
以上。