ブルースクリーン”0x0000008E”対処法
まれにWindowsXPがブルースクリーンで落ちる。(Windows7でも有効のようです)
エラーNo.はこれ→0x0000008E
調べてみると、マイクロソフトから情報が出ていました。
http://support.microsoft.com/kb/827663/ja
Microsoft Windows XP の実行中に、バグチェック ID
0×0000008E (KERNEL_MODE_EXCEPTION_ NOT_HANDLED)
エラーを参照するエラー メッセージがブルー スクリーンにランダムに表示されることがある。
この現象は、プログラムが不適切なメモリ アドレスを参照したときに発生することがある。
原因は、メモリやページングファイルのエラーが考えられる。
ということで、以下、ページングファイルが壊れてたときの対処法。
対処法その1:ページングファイルを消して、作りなおす
- システムのプロパティ>パフォーマンス>設定>詳細設定>仮想メモリ>変更
- 「ページングファイルなし」 に設定。(変更前の数字をメモしておく)
- OS再起動。
- C:\pagefile.sys(デフォルト設定の場合)を削除。
- システムのプロパティ>パフォーマンス>設定>詳細設定>仮想メモリ>変更
- 先ほどの設定に戻す。
- OS再起動。
対処法その2:シャットダウン時にページファイルを自動削除する設定に変更
起動時に自動作成されるようになる。
- レジストリエディタを起動して、以下のキーを開く。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager\Memory Management - キー上で右クリックし、「新規」>「DWORD値」を選択。
- 「新しい値 #1」を「ClearPageFileAtShutdown」に変更。
- 「ClearPageFileAtShutdown」をダブルクリックし、「値のデータ」に「1」を入力しOK。※
- レジストリエディタを終了、Windowsを再起動。
※値のデータを「0」にするとページングファイルを削除しなくなる
オススメは対処法2。セキュリティ的にも、ページファイルを毎回消すのは良いと思う。
でもシャットダウンにちょっと時間がかかるようになるかも。
2015/06/17 上記やり方を見ても分からない方向けに加筆。
対処法その2を簡単に実施したい場合は、コマンドプロンプトを管理者として実行して、以下をコピペで実行してください。
1 |
reg add
"HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager\Memory Management"
/v
"ClearPageFileAtShutdown"
/f
/t
reg_dword
/d
1 |
cmdと打って、cmdを右クリックして、管理者として実行 をクリック。
コピーしたコマンドを貼り付けてください。改行とか入れずにそのまま貼り付けてください。
貼り付けた後、Enterを押して、「この操作を正しく終了しました」と出れば完了です。
「再起動時にページングファイルを削除する」という設定が再起動後から有効になるため、Windowsを2回再起動してください。
元の設定に戻すときはこちらのコマンドを実行してください。
1 |
reg add
"HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager\Memory Management"
/v
"ClearPageFileAtShutdown"
/f
/t
reg_dword
/d
0 |
以上
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