Raspbian(jessie)の初期設定と日本語化を実施する
本記事は、Raspberry Pi 3に対応しています。
さて先日はRaspberry Pi 2 Model Bを購入し、ケースを自作し、Raspbian(jessie)をインストールしました。
今回はRaspbian(jessie)の初期設定と日本語化を実施します。
Raspbian(jessie)のインストール方法は↓こちらの記事で↓
Raspberry Pi 2 Model B に Raspbian(jessie)をインストールする
手順は以下のとおり。
事前準備
OSの起動
Rasberry Pi 2 Model B の電源ケーブルを接続します。
自動で電源が入ります。
Raspbian Jessie をインストールした直後の場合は、起動中のプロンプトの後、自動でpiユーザでログインされ、GUI画面が表示されます。
もしもログインされない場合は、以下のユーザでログインしましょう。
- ユーザ名:pi
- パスワード:raspberry
日本語化設定
インターネット接続が必要です。
Terminalを起動して、日本語化に必要なパッケージをインストールするコマンドを実行します。
Terminalは画面左上のから4個ぐらい右の、黒い四角いアイコンのやつです。
1 |
sudo apt-get
install ttf-kochi-gothic xfonts-intl-japanese xfonts-intl-japanese-big xfonts-kaname uim uim-anthy jfbterm |
※一行で入力しましょう。
インストールするかどうかのYes/Noを聞かれますので、Yを入力してEnterを押します。
インストールが終わったら、日本語化の準備は終わりです。
引き続き、以下の初期設定を実施し、再起動をすれば、日本語になります。
初期設定
cui操作に慣れている人は、sudo raspi-config にて実施すればOKですが、GUI操作の方が良い方は、以下のように実施しましょう。
Raspberry Pi Configurationの起動
画面左上の、Menu>Preferences>Raspberry Pi Configurationをクリック
Raspberry Pi Configurationが起動します。
以下のように設定します。
Systemタブ
- Filesystem:Expand Filesystem★クリックしてMicroSDの空き領域までOSの領域を拡張する
- Password:Change Password★ユーザ名「pi」のパスワードを変更する
- Hostname:★好きな名前に変更する
- Boot:ToDesktopもしくはTo CLI★お好みで。私はTo CLIを選択※
- Auto login:Login as user pi★お好みで。私はチェックを外しました
※cliで起動した後、GUI画面を起動したい場合は、start xというコマンドを実行すればGUI画面が起動します。
Localisationタブ
Locale:SetLocaleをクリックして以下のように設定
- Language:ja(Japanese)
- Country:JA(Japan)
- Character Set:UTF-8
Timezone:SetTimezoneをクリックして以下のように設定
- Area:Asia
- Location:Tokyo
Keyboard:SetKeyboardをクリックして使っているキーボードを選択。
こちらは使用しているキーボードと同じものを選びます。
私はJapaneseの109キーボードを選択しました。
再起動
画面左上のMenu>Shutdownからrebootしましょう。
もしくは、Terminalでrebootと入力してEnterを押しましょう。
アップデート
Terminalで以下のコマンドを実行して各種アップデートを実行しましょう。
セキュリティや不具合修正等々あるので、アップデートは重要です。
アップデートコマンド実行後にYes/Noを聞かれたらYを入力してEnterを押しましょう。
リポジトリのアップデート
1 |
sudo apt-get
update |
インストールされているパッケージのアップデート
1 |
sudo apt-get
upgrade |
ファームウェアのアップデート
1 |
sudo rpi-update |
再起動
各種アップデートが終わったらrebootコマンドで再起動しましょう。
1 |
reboot |
お疲れさまでした。
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