Raspbian(jessie)の初期設定と日本語化を実施する

2016年1月23日

本記事は、Raspberry Pi 3に対応しています。

さて先日はRaspberry Pi 2 Model Bを購入し、ケースを自作し、Raspbian(jessie)をインストールしました。

今回はRaspbian(jessie)の初期設定と日本語化を実施します。

Raspbian(jessie)のインストール方法は↓こちらの記事で↓
Raspberry Pi 2 Model B に Raspbian(jessie)をインストールする

手順は以下のとおり。

事前準備

OSの起動

Rasberry Pi 2 Model B の電源ケーブルを接続します。
自動で電源が入ります。

Raspbian Jessie をインストールした直後の場合は、起動中のプロンプトの後、自動でpiユーザでログインされ、GUI画面が表示されます。

もしもログインされない場合は、以下のユーザでログインしましょう。

  • ユーザ名:pi
  • パスワード:raspberry

日本語化設定

インターネット接続が必要です。

Terminalを起動して、日本語化に必要なパッケージをインストールするコマンドを実行します。
Terminalは画面左上のから4個ぐらい右の、黒い四角いアイコンのやつです。

※一行で入力しましょう。
インストールするかどうかのYes/Noを聞かれますので、Yを入力してEnterを押します。

インストールが終わったら、日本語化の準備は終わりです。
引き続き、以下の初期設定を実施し、再起動をすれば、日本語になります。

初期設定

cui操作に慣れている人は、sudo raspi-config にて実施すればOKですが、GUI操作の方が良い方は、以下のように実施しましょう。

Raspberry Pi Configurationの起動

画面左上の、Menu>Preferences>Raspberry Pi Configurationをクリック

Raspberry Pi Configurationが起動します。

以下のように設定します。

Systemタブ

  • Filesystem:Expand Filesystem★クリックしてMicroSDの空き領域までOSの領域を拡張する
  • Password:Change Password★ユーザ名「pi」のパスワードを変更する
  • Hostname:★好きな名前に変更する
  • Boot:ToDesktopもしくはTo CLI★お好みで。私はTo CLIを選択※
  • Auto login:Login as user pi★お好みで。私はチェックを外しました

※cliで起動した後、GUI画面を起動したい場合は、start xというコマンドを実行すればGUI画面が起動します。

Localisationタブ

Locale:SetLocaleをクリックして以下のように設定
  • Language:ja(Japanese)
  • Country:JA(Japan)
  • Character Set:UTF-8
Timezone:SetTimezoneをクリックして以下のように設定
  • Area:Asia
  • Location:Tokyo
Keyboard:SetKeyboardをクリックして使っているキーボードを選択。

こちらは使用しているキーボードと同じものを選びます。

私はJapaneseの109キーボードを選択しました。

再起動

画面左上のMenu>Shutdownからrebootしましょう。

もしくは、Terminalでrebootと入力してEnterを押しましょう。

アップデート

Terminalで以下のコマンドを実行して各種アップデートを実行しましょう。
セキュリティや不具合修正等々あるので、アップデートは重要です。

アップデートコマンド実行後にYes/Noを聞かれたらYを入力してEnterを押しましょう。

リポジトリのアップデート

インストールされているパッケージのアップデート

ファームウェアのアップデート

再起動

各種アップデートが終わったらrebootコマンドで再起動しましょう。

お疲れさまでした。