ESXi5.xでUSB3.0を有効にする方法

2019年11月5日

ESXi5.5などで、USB3.0が有効にできない、使えない場合の対処法です。

原因

USB3.0を使うために必要な xhci モジュールが有効になっていない

対処

xhci モジュールを有効化する

対処法その1 ssh接続で設定する場合

ESXiにsshで接続する

sshを有効にする方法は以下の記事を参照のこと。
ESXi5.5でsshを有効にする方法

xhciモジュールを有効にする

以下のコマンドラインを実行しましょう。

esxcli system module set -e true -m xhci

 確認

esxcli system module list
 Name                           Is Loaded  Is Enabled
-----------------------------  ---------  ----------
vmkernel                            true        true
chardevs                            true        true
user                                true        true
~~中略~~
hpilo                               true        true
hpcru                               true        true
xhci                                true        true
be2net                             false        true

↑下から2行目にて、xhci モジュールが有効になったことが確認できます。

表示されない場合は、ESXiを再起動してみましょう。

対処法その2 vSphereCLIで設定する場合

vSphereCLIを使用を起動する

LinuxでvSphereCLIを使うには以下の記事を参照のこと。
vSphereCLI Linux版のインストール方法
WindowsでvSphereCLIを使う方法は、何も考えずにインストールするだけなので割愛します。

xhciモジュールを有効にする

以下のコマンドラインを実行しましょう。

esxcli.exe --server `ESXiのIPアドレス` --user root system module set -e true -m xhci

パスワード入力が求められるので、入力しましょう。

確認

esxcli.exe --server `ESXiのIPアドレス` --user root system module list

パスワード入力が求められるので、入力しましょう。

 Name                           Is Loaded  Is Enabled
-----------------------------  ---------  ----------
vmkernel                            true        true
chardevs                            true        true
user                                true        true
~~中略~~
hpilo                               true        true
hpcru                               true        true
xhci                                true        true
be2net                             false        true

↑下から2行目にて、xhci モジュールが有効になったことが確認できます。

表示されない場合は、ESXiを再起動してみましょう。

以上