DOS bootable usb-key(DOS 起動 USBメモリ) 作り方

BIOSのアップデートとか、fdiskを使いたい時とか、DOSのユーティリティを使いたい時とか、DOSのフリーソフトでHDDのデータを完全に消去したい時http://www.vector.co.jp/soft/dos/util/se196626.htmlとか、その他もろもろで、どうしてもDOSを使いたい時ってあると思います。
というか、ある。
そんな時、一般的にはフロッピーを使う。
でも、フロッピーからDOSを起動すると、読み込みが超絶に遅い。
しかもフロッピーは容量が少ないから、ちょっとしかデータが入らない。
もっとアクセス速度が早くて大量にデータが入れば便利なんだがなぁ…と。
CDブートするっていう手もあるけど、手軽に読み書きできる方が良い。
そこでフロッピーの変わりにUSBメモリからDOSを起動するという新発想。
DOS bootable usb-key
DOS bootable usb flash memory
DOS 起動 USBメモリ
とか呼び方は色々あるけど、名前なんてひとまず置いといて。
まずは、USBメモリを用意。
最近はUSBメモリも安くなったから、一本買うっていうのもアリだし。
昔使ってた小容量のUSBメモリを使うっていうのもアリだと思う。
■一般的な作り方
その1
・USBメモリをPCに接続後、DOS起動フロッピーからDOSを起動
・fdiskでUSBメモリをブータブルパーティションに設定する
・DOS起動ファイルをUSBメモリにコピーする
その2
・LinuxのfdiskでUSBメモリをブータブルパーティションに設定する
・DOS起動ファイルをUSBメモリにコピーする
……面倒だと思う。
ということで
■簡単な作り方
・専用ツール(HP USB Disk Storage Format Tool)を使う
–必要なファイルを入手ココから–
ttp://files.extremeoverclocking.com/file.php?f=197
↑↑ココのサイトから2つのファイルをダウンロード
・Windows98のDOS起動用ファイル
・HP USB Disk Storage Format Tool – v2.1.8
Windows98のDOS起動用ファイルは上のほうのWindows 98 system files available here. をクリックしてダウンロード
HP USB Disk Storage Format Tool – v2.1.8 は下のほうのPrimary Download Site をクリックしてダウンロード
–必要なファイルを入手ココまで–
・SP27608.exe(HP USB Disk Storage Format Tool)をダブルクリックしてインストール
・win98boot.zipを解凍
・USBメモリをPCに接続
・デスクトップに出来たショートカットからHP USB Disk Storage Format Toolを起動
・Device 欄から接続したUSBメモリを選択
・File System 欄 は FAT か FAT32 を選択(FAT32がオススメ)
・Volume label 欄は空欄
・Quick Format にチェック
・Create a DOS startup disk にチェック ←重要!!
・using DOS system files located at: 欄は、先ほどwin98boot.zipを解凍したディレクトリを指定
・Start を押す
これで出来上がり。簡単。
でも今のままだと、DOS起動に最低限必要なファイルしか、USBメモリにコピーされていないので、win98boot.zip の中身を丸ごとコピーしておくことをオススメする。
後は各自好きなDOS用ファイルをUSBメモリに入れて使おう。
ともかく一本作っておくと、何かと便利。
快適なDOS生活を~。
以上